納品文書サンプル 02 — 実行手順書 サンプル一覧 ポートフォリオTOP
この文書は見本です。題材は見本用に自作した架空のスクリプトで、実際のお客様のファイル・データは一切使用していません。

実行手順書

— セットアップから実行・トラブル対処までのご案内(PC操作に不慣れな方向け) —

対象スクリプトdaily_sales_report.py(複数店舗 日次売上集計)
対象読者Pythonを扱ったことがない、経理・事務担当の方
動作確認環境Windows 10 / 11
作成日2026-07-02

1. 最初に一度だけ行うセットアップ

① Python の導入

  1. すでにPythonが入っている場合はこの手順は不要です(お渡しする セットアップ確認.bat をダブルクリックすると、入っているかどうかが表示されます)
  2. 入っていない場合は、python.org の公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールします
  3. インストール画面の最初の項目にある「Add python.exe to PATH」に必ずチェックを入れてから「Install Now」を押してください(このチェックを忘れると後の手順が動きません)

② 必要なライブラリのインストール

  1. お渡ししたフォルダの中にある セットアップ.batダブルクリックします
  2. 黒い画面(コマンドプロンプト)が開き、自動で pip install -r requirements.txt が実行されます。これは requirements.txt に書かれたライブラリ(pandas・openpyxl)を、必要なバージョンでまとめてインストールする処理です
  3. 「Successfully installed …」のような表示が出て、黒い画面が自動で閉じれば完了です
セットアップは最初の1回だけでOK いったんインストールが終われば、次回以降はこの手順を繰り返す必要はありません。すぐに「2. 日々の実行方法」に進めます。

2. 日々の実行方法

通常の実行(月次の集計を作りたいとき)

  1. 各店舗から届いた売上CSVを、フォルダ内の input フォルダにすべてコピーします(ファイル名は気にしなくて大丈夫です)
  2. 集計実行.batダブルクリックします
  3. 黒い画面が開き、「〇件のCSVを読み込みました」「処理中…」のような表示が流れます
  4. 「完了しました。output フォルダをご確認ください」と表示されたら終了です(画面は自動的に閉じます)
  5. output フォルダに 売上レポート_(実行日).xlsx が作成されているので、それを開いて確認します

所要時間は数十件のCSVで数秒〜十数秒程度です。処理中に画面を閉じたり、PCをスリープさせたりしないようにお願いします。

3. よくあるトラブルと対処

症状原因と対処
ダブルクリックしても一瞬で画面が消えてしまう input フォルダにCSVが1件も入っていない可能性があります。CSVを入れてから再実行してください。それでも消える場合は output/error_log.txt の内容をご連絡ください
「'python' は、内部コマンド…として認識されていません」と表示される Pythonのインストール時に「Add python.exe to PATH」のチェックが漏れています。Pythonを一度アンインストールし、チェックを入れてから入れ直してください
「PermissionError」や「別のプログラムで使用されているため…」と表示される 出力しようとしているExcelファイルが開いたままになっています。Excelでそのファイルを閉じてから再実行してください
一部の店舗のデータだけレポートに反映されない そのCSVの列名や日付の形式が想定と異なる可能性があります。output フォルダの「取込エラー一覧」(Excel内のシート、または error_log.txt)に理由が記録されます
ウイルス対策ソフトが警告を出す・ブロックする 見慣れない実行ファイルとして誤検知されることがあります。社内の情報システムご担当者にご確認のうえ、必要であれば例外設定をお願いします

上記で解決しない場合や、エラーメッセージの内容がご不明な場合は、output/error_log.txt の内容と、実行時に表示された画面のスクリーンショットを添えてご連絡ください。

4. 触ってはいけない設定値

❌ 変更しないでください(スクリプトが動かなくなります)
⭕ 変えてよい(運用で触ってよい場所)